「あ…あのね…あのね、(あお) ちゃん。ベランダのお花、無事だったよ。真夜中の台風で、すごい雨風だったでしょう。碧ちゃんが奥に入れてくれたから、お花、キレイに咲いているの。嬉しい」
淡く微笑むこゆりに、碧は頷く。
「あのままベランダの先に置いていたら保たなかったかもね。こゆりが、教えてくれたお陰だよ」